空賊うさぎの戯言

白熊の親子が、教えてくれた。

むこうで、森の仲間が集まってますよ。っと・・・。



ちと、行ってみた。＾＾

皆の衆なにしてるだ？

トナカイは言った。「わたしは熊にわたした。」


熊は言った。「上の狼に聞いてくだせぇ。」


狼は言った。「そぉ～っとだよ、慎重にやんな。失敗したら私が食っちまうからね。」


白い兎は言った。「いやいや、こっちの青いほうが良いと思うんだがね・・・。」
リスの兄弟は言った。「兄ちゃんってば、この緑のやつだよ・・・。」　「弟まってろ、今付けてるから・・・。」


プレーリドッグは、言っていた・・・。
「あぁ～、もうちょい右！あ、行き過ぎた・・・。あ、もうちょい下だよぉ～。」


ハトとカラスは、言っていた・・・。
ハトは言った。「やれやれ、下の方から、あぁしろ。こぅしろと、うるさいねぇ～。」
カラスは答えた。「少しは羽を動かしな。あんたの分までわたしは重たいのだよ～。」


白黒のうさぎは、思った・・・。
「こいつら、にぎやかだな・・・。」



心の耳をすますと、そんな声が聞こえた。
気がした・・・。